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【小児歯科】子どもの歯はむし歯になりやすいって本当?
こんにちは。
安芸郡府中町鶴江の【医療法人社団 昌佳会 野村歯科医院】です。
最寄り駅は広島市のJR山陽本線「天神川駅」・JR芸備線「矢賀駅」で、駐車場は8台分完備しております。
「どうして子どもの歯はむし歯になりやすいのだろう」と、疑問に感じたことはありませんか?
今回は、乳歯の特徴や子どものむし歯のためにできることを解説します。
子どもの歯がむし歯になりやすい理由
子どもがむし歯になりやすいのは以下の理由からです。
歯の質
乳歯は永久歯と比べて歯の質が弱いという特徴があります。
そのためむし歯菌が出す酸の影響を受けやすく、むし歯になりやすいのです。
糖質
子どもは、胃が小さく一度に取れる食事量が多くありません。
そのため「おやつ」の時間を作って、必要な栄養を補う必要があります。
食事の回数が多いと、お口の中に食べカスやプラークが残ってしまい、細菌が増殖しやすい環境になってしまいます。
子どものむし歯予防のためにできること
子どものむし歯を予防するためには、ご自宅での「ホームケア」と歯科医院で行う「プロフェッショナルケア」の2つが大切です。
むし歯予防の基本 ホームケア
ブラッシング技術の未熟な子どもの歯磨きだけでは、プラークを落としきることができません。
就寝前に、保護者の方による仕上げ磨きを行い、汚れをしっかり取り除くようにしましょう。
フッ素入り歯磨き粉を使うと、歯質の強化やむし歯菌の活動を抑える効果が期待できます。
また食事やおやつを与える時間を決めて、
・ダラダラと食べさせない
・糖質が多いお菓子やジュースを与えすぎない
などの工夫をしてください。
プロフェッショナルケアで行うむし歯予防
フッ素には、再石灰化をサポートする作用や、むし歯菌の活動を抑える働きがあります。
そのため歯科医院での定期的なフッ素塗布はおすすめです。
乳歯は、フッ素の吸収が良いため歯質の強化が期待できます。
お子さまお一人お一人にあわせた磨き方、歯ブラシの選び方も大切です。
また、おやつや飲み物の種類、飲む時間などを確認し、リスクの高い習慣がみられたら適切に指導をします。
むし歯になる前から、定期的に歯科検診を受けて、むし歯予防と早期発見・早期治療に努めるようにしましょう。
安芸郡府中町鶴江の野村歯科医院は、子どものむし歯予防に力を入れています。
フッ素塗布やクリーニングを行っていますので、お気軽にご相談ください。