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【矯正歯科】矯正中の歯磨きは大切!歯ブラシの選び方やブラッシング方法を紹介
こんにちは。
安芸郡府中町鶴江の【医療法人社団 昌佳会 野村歯科医院】です。
最寄り駅は広島市のJR山陽本線「天神川駅」・JR芸備線「矢賀駅」で、駐車場は8台分完備しております。
ワイヤー矯正中は、装置の間などに汚れが溜まりやすいため、歯磨きを行うときには注意が必要です。
今回は、ワイヤー矯正中の方の歯ブラシの選び方と歯磨き方法についてお話します。
歯ブラシの選び方
矯正装置の周りを磨くときは「山形ブラシ」
矯正装置の周りを磨くときには、毛の中央部分が高く、両脇が下がっている「山型カット」がおすすめです。
歯ブラシの外側の毛が長く中央の毛が短い谷型構造になっているため、ワイヤーに毛先を押し付けることなく矯正装置の上から磨けくことができます。
矯正装置のすき間を磨くときは矯正用歯ブラシ「ワンタフトブラシ」
矯正装置のすき間を磨くため、「ワンタフトブラシ」という先端が筆のようになっているブラシを用意するといいでしょう。
歯ブラシでは落としきれない器具と歯の間に残った汚れを除去できます。
さらに仕上げとして「矯正用フロス」と「スーパーフロス」もあれば、なお良いでしょう。
矯正中は、下の歯であれば矯正装置の下の歯間、上の歯であれば矯正装置の上の歯間に、通常のフロスが届かないからです。
矯正中の歯磨き方法
矯正中の歯磨きは、次の手順で行ってください。
1.いつもと同じ歯磨き
歯ブラシを歯に対して垂直に当て、いつも通りのやり方で歯の表面部分をきれいに磨いていきます。
歯の裏側も丁寧に磨いておきましょう。
2.斜め磨き
矯正装置のワイヤーに向かって歯ブラシを上から斜め45度程度で当て、器具の上部と周りを磨いていきます。
終わったら、同じように下から45度程度で当てて、下部近辺を磨いてください。
3.ワンタフトブラシの歯磨き
ワンタフトブラシを、ワイヤーや金具の隙間などに当て、普通の歯ブラシでは落とし切れない細かな汚れを除去していきます。
ワイヤーの真下や、奥歯の金具のすき間には汚れが溜まっているため念入りに磨きましょう。
4.歯と歯の隙間磨き
仕上げとして「矯正フロス」「スーパーフロス」を使うか、フロスと歯間ブラシで歯と歯の隙間をきれいにしましょう。
矯正中は普段よりも念入りに歯磨きを行いましょう
矯正中は、器具を装着しているため普段より歯に汚れが溜まりやすくなっています。
いつも以上に丁寧にブラッシングを行い、むし歯や歯周病を防ぎましょう。
安芸郡府中町鶴江の野村歯科医院では、矯正中のむし歯・歯周病予防、歯磨き方法のご相談も承っていますので、お気軽にご相談ください。